私の時代の新卒採用の雑学について

私の時代の就職活動はちょうどバブルが弾けたあとでした。その数年前までは学生のもとに段ボール箱いっぱいぐらい、企業からどんどん書類が届いていたという時代でしたね。今では考えられないことでしょう?よく、他社にとられないようにとどこか豪華な場所に缶詰にされたりとかもあったとかないとか、そんな景気のいい噂が広まるぐらい、普通に大学、短大を出ればさほど苦労しなくても条件のいい会社に入社できていたのです。でもバブルが弾けてそれは一変しました。ということで、私が体験した新卒採用の雑学についてちょっと話してみようかと思います。とにかくなかなか内定がでないので大変だったようですね。私はやりたいことがあったのでいまいち必死に就職活動はしていなかったんです。でも地方からでてきている人たちは内定をとるために頑張っていました。もちろん地元の人たちもそれは同じでしょう。また、内定をもらったのに取り消されてしまい、慌てて他の会社の内定をもらう、という人もいたように記憶しています。

いろんなことが起こるんですね。でも決まるひとは決まっていたので、やはりその人次第、というところもあるのかもしれません。私が受けた会社は説明会でジュースを配ってくれるなど、いいところもありました。でも確か、やはり不景気なこともあり、この中で採用者がでるかどうかはわからない、というようなことを話されていたような記憶もあります。でも一応筆記試験と作文のようなものを書かされた気がします。

その後、二次選考に進むお話をもらったのですが私はお断りしてしまったんですよね。あとで考えてみればそこはとてもいい会社だったのではないかなと思いました。対応もきちんとしていて、とても丁寧でしたので。友達のなかには面接でいろんな質問をされているひともいましたね。変わった質問だったので、それがどう人間性を確かめるうえで必要なのか疑問なものもありましたが。今でも変わった面接とかあるのでしょうか。気になりますね。結局、私の同級生たちは半分ぐらいは内定がもらえないまま卒業したような覚えがあります。わたしもその一人です。その後、「この景気の悪さは一時的なものだろう」と考えていました。まさかその後もずっと景気が悪いまま、就職氷河期が続くとは考えていませんでしたね。でもそんな時代だからこそ、学生はみんな自分が本当にやりたい仕事についてちゃんと考え、準備をしているのでいい面もあると思います。

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